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久しぶりに宮部みゆきさんの小説を読みました。

『きたきた捕物帖』

3歳で迷子になった北一を引き取って育ててくれた深川の岡っ引き、千吉親分が、ふぐの毒で急死してしまいます。
千吉親分の本業は文庫屋(本などを入れる厚紙で作られた箱)で、16歳になった北一はその文庫の行商が役目でした。
親分の急死で後を継いだのは一の子分夫婦。ところが、この夫婦が曲者で、北一に辛く当たります。

本人は気付いていませんが、とても素直で賢い北一は多くの人に見守られています。
親分の恋女房で目が見えない松葉、差配の富勘、侍の青海さま。色んな人の手助けで、文庫売りだけでなく、岡っ引きとしての修行を積んでいく北一。
タイトルの「きたきた」は北一の「きた」。そして、途中から登場する銭湯の釜炊きをしている謎の喜多次の「きた」。

1話完結の捕物話ももちろん面白いのですが、松葉のところで出される、女中のおみつが作る晩ごはんが、とっても美味しそうなんです。

ふきのとうの天ぷら、鱈ちり、鱒の味噌焼き、菜の花の辛子和え、梅酢で和えた大根と胡瓜などなど。旬のもので作られたおかずと温かいごはんをありがたい気持ちとともに、お腹いっぱい食べる北一。
そして、ごはんをいただきながら、町で起こった不思議な事件の話を松葉に話すのですが、目が見えないはずの松葉はまるで千里眼のようで。

これからも北一の成長ぶりを見届けたいです これシリーズ物ですよね

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