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図書館の返却期限に追われながら読んだので、きちんとメモを取れなかった本たち。
どれも面白かったので、ホントならもっとゆっくり味わいながら読みたかったです…。
ゆっくりと余韻に浸る間も、咀嚼する間もなく、次々と手に取った本たち。


『ブラックウェルに憧れて』南杏子

先日、ニュースで順天堂大学医学部入試女性差別についての裁判判決が流れていました。
エリザベス・ブラックウェルは女性で初めてアメリカ合衆国の医学校を卒業した人だそうです。

この小説は浪人の末、優秀な成績で医学部を卒業し、医師となった4人の女性とその指導教授が主人公です。
医師となってからも激しい性差別と闘う4人。
今、現在も現実にこんなに苦労されているのでしょうか…。
命を預ける患者側の立場としても、優秀でやる気のある人材に診てほしいものですが、どうやってそれを見極めれば良いのか


『星を掬う』町田そのこ

それぞれ痛みを抱えた女性たちの共同生活。
夢物語的な結末でした。


『その扉をたたく音』瀬尾まいこ

音楽で食べることをあきらめきれず、かといって積極的に活動するわけでもなく、お金持ちの親に甘えて、30歳近くなった今もフラフラ過ごす主人公。
老人ホームでの演奏をきっかけに介護士と施設で暮らす老人たちと交流が生まれ…。
主人公が自分の足で歩き始めるまでのお話。


『本が紡いだ五つの奇蹟』森沢明夫

編集者、作家、デザイナー、本屋の店員、そして、読者という5人の運命を変える1冊の本の話。

心温まるお話で面白かったことは面白かったのですが、欲を言うなら、その「本」の内容についてもう少し欲しかったかな。
部分的なストーリーや文章の引用はあるのですが、全体的にはイメージが出て来るだけで。
『カササギ殺人事件』みたいに、あれ?どっちが本編だっけ?というくらいのインパクトがあれば、言うことなしでした。

でも、優しい気持ちになれる森沢明夫さんの本。他のものも読んでみたいです。


『一九六一 東京ハウス』真梨幸子

ホラー色&イヤミス感強めのイメージで今まで読めなかった真梨幸子さん。
これなら大丈夫かもと初めて読みました。
karioさんもイヤミス感薄めって書かれていたし

1961年当時の団地生活を体験するというテレビ番組企画のリアリティショー。賞金500万円。
オーディションに残った2つの家族の奇妙な体験と、制作会社のスタッフが持つ違和感…。

リアリティショーに、ホントに自ら出たいと思う人っているのかな?
この中でも最後に残ってしまった2家族は、やっぱりそれぞれワケありで。仕方なく出る羽目に…という感じでした。
与えられた役柄にどんどん飲み込まれ、おかしくなっていく登場人物たちと、どうやら誰かがそれを操っているらしき怪しい空気。

初めての真梨幸子さんは読みやすかったけれど、これは真梨さんの真骨頂ではないのでしょうね。
勇気を出して、他の作品読んでみようかな…。



いつもは手元に本を置いて、読んだ時のことを振り返りながら、メモを取ったりするのですが、なんせどれもこれも返却期限が迫った中での読書で、はっきりいってウロ覚え
『星を掬う』にいたっては、全く思い出せず…でした。
アプリに自動的に入っているあらすじを読んでも、なかなかピンと来ず。
うーんと考えに考えて、あーあれか。
勿体ない読み方になってしまいました。

昨日の朝ごはんはロイヤルホストで。
IMG_2775.jpg

いつものトーストを母大絶賛だった英国風パンに変更してみました。
外側はサクッとしていて、中はふんわり。ホントだ、美味しい


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comment iconコメント ( 4 )

相変わらず豊かな読書量で。
星を掬う…神戸の摩耶山の頂上には掬星台という公園があって、そこからの夜景は昔100万ドルの夜景と言われたのですが、当時のそこから見える神戸から多さにかけての地域の電気代の合計が1ドル360円換算でちょうど100万ドルになったそうです。
その後、諸物価の高騰、ドル円の変動相場性の導入を経て1 ,000万ドルの夜景と改称されたのですが、最近の円安傾向ではもう少し下がっている気がします。
ごめんなさい。まるで関係のないコメントでした。

名前: にゃんた [Edit] 2022-05-22 14:43

真梨幸子さんデビュー、おめでとうございます♪(って言うのも変かな?)
ドタバタ感と登場人物の多さにはついていけましたか?
わたしは真梨さん作品を読む時は、登場人物設定がわからなくて何度も前のページに戻ってしまいます^^;

ブラックウェルに憧れて…
こちらも何ヶ月か前に読んだんですが、実際にあった医学部受験の女性差別がすぐ思い浮かびました。
4人の女子学生、その後社会に出て医療の現場でもいろんな壁にぶちあたって…
これが男女の格差とか、女性が働きやすい環境が整ってない業界の現実なんだろうなって。
最後の展開がちょっと驚きました。
読んだ側からすぐ内容を忘れてしまいがちなんですが、
この小説はすごく印象に残っています^ ^

名前: kario [Edit] 2022-05-22 22:10

Re: タイトルなし

にゃんたさん;

子どもの頃から、本を読むのが大好きで(*^^*)
いつでも、どこに行くにも本を持ってます(なので、荷物が重い…。)

神戸の100万ドルの夜景!
ホントに実質100万ドルだったのですね~(o^^o)
若い頃はドライブで行ってました、懐かしい…。
にゃんたさんのおかげで雑学(!?)に少しずつ詳しくなって来ました。

名前: [Edit] 2022-05-24 05:27

Re: タイトルなし

karioさん;

ありがとうございます(*^^*)
ついにデビューを果たしました!
ドキドキしながら読んだせいか、想像していたより怖くなくて(^^;)
次はもうちょっと上のレベルを目指そうかと思います。

『ブラックウェルに憧れて』もkarioさんの紹介記事で知って、ずっとメモしていたんです!
(あ、森沢明夫さんの本も、同じくです。)
やっと読めました。
この本、読んで良かったです。教えていただいて感謝です(o^^o)
想像以上の女性差別に驚きました、これが現実なんですね。
全ての女医さんたちを応援したくなりました。
ラストはわたしも想定外で驚きました(@_@)
なるほど、ずっと最初からちょこちょこ出て来ていた入試の話は、ここに繋がっていたんだ~と。
時間があれば、もう一度読み返したかったなぁ。

名前: [Edit] 2022-05-24 05:36

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