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むちゃくちゃ面白かったです

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飛行機恐怖症の恩田陸さんが取材でイギリスとアイルランドに行くことになってしまい、飛行機に乗らなくてはいけなくなり、その恐怖心から始まる紀行文です。
わたしも飛行機は苦手なので、わかるわー、と思いながら読みました。その恐怖心を紛らせるために、恩田さんの思考が目まぐるしく飛び回るのが爆笑です。

飛行機とは関係ないのですが、わたしが救われた文章がありました。アイルランドのパブで老若男女がしゃべりまくっている様子を見て。

「猛烈な勢いで喋りまくる人々を見ていると、お話の原型は聞き書きであると実感する。どこかから来た人が語る、見知らぬ土地で起きた出来事を書き留める、という形式から、やがてそれに想像や脚色が加わりフィクションになっていく。それをまた他の人が聞いて、書き留め、脚色し、やがては誰もが知る伝説になる。」

わたしは、小説の学校に行くようになって、駄文ながら小説を書くようになりました。でも、モデルとか実際のエピソードがないとなかなか書けなくて、そのことで悩んでいました。自分のことならともかく、他人を勝手にモデルとして書いてもいいのだろうか…。「えー、これ私に似てない?」とか言われたらどうしよう だから、想像と脚色が加わればフィクションになる、という言葉に救いを見出したのでした。



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comment iconコメント ( 2 )

No title

妄想系のお話でしょうか?( 一一)

『恐怖の報酬』いうたら、
映画を連想しちゃいます…( ̄д ̄)
よく覚えてないけど

名前: 数字の人 [Edit] 2017-02-18 22:46

Re: No title

映画のタイトルから付けたようです。
ニトログリセリンを運ぶという命がけのストーリーに、飛行機嫌いの恩田陸さんは自分の飛行機体験記を重ねたのでしょう。

名前: [Edit] 2017-03-12 19:48

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