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『雪子さんの足音』木村紅美

『雪子さんの足音』
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眠るように死んでまだきれいなうちに下宿人に見つかるというのが、雪子さんの理想の最期だった。その望みは叶えられなかったことを、八月の終わり、薫は出張さきの品川のホテルで朝刊を読んでいて知った。

こんな風にストーリーは始まります。
主人公の湯佐薫は20年前、大学生の時に雪子さんが大家をしていた月光荘というアパートに住んでいました。小説は薫の回想です。大家の雪子さん、アパートの住人で声だけ美人と言われる小野田さん。
三人の不器用な距離の取り方が、だんだん息苦しくて、サスペンスフルになっていきます。

「親切」という言葉が持つ範囲って、どこまでなんだろう。人によって感じ方が違うものだから、とても難しい。
そんなことを考えました。自分が無理をせずに、ほど良い距離を人と保つことができるようになれば、とても生きやすくなるのだろうな。



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Author:月
関西在住のアラフィフ会社員です。
「のんびりゆったり楽しく暮らす」生活に憧れています。今はまだ修行の日々です。

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