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北欧ノルウェーの警察ミステリです。
後書きの解説によると、本国では警部ヴィスティングシリーズの12作目とのこと。日本語に翻訳されたものは、この『カタリーナ・コード』がまだ2作目だそうです。

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24年前、カタリーナという女性が線と番号を組み合わせた暗号?を残したまま、姿を消してしまいます。失踪なのか誘拐なのか、生きているのか死んでいるのかもわからないまま、捜査は暗礁に乗り上げていました。
担当したヴィスティングはこの事件を忘れられず、捜査終了後も残されたカタリーナの夫、マッティンと交流を続けます。
そんな中、国家犯罪捜査局の捜査官、スティレルからある捜査の協力を依頼されます。それは26年前のナディア・クローグ誘拐事件という世間を騒がせた未解決事件。
ナディアの誘拐事件とカタリーナの事件は関係があるのか…。
と、この辺りから小説は緊迫感に包まれて行きます。

またもう一人の重要人物が、ヴィスティングの娘のリーネ。大手のタブロイド紙の記者である彼女は現在は育休中にも関わらず、スティレル捜査官の要請でナディアの事件を担当することに。

謎解きミステリというより、人間ドラマを読んでいるような感じでした。
警察に勤める父と新聞社の娘の関係。未解決に終わらせてしまった捜査担当者と被害者の夫の不思議な交流。
国の捜査官と地方の捜査官の関係。そのどれもが、淡々と協調性を保っていて、不思議な小説でした。
もちろん、大丈夫なの?とドキドキハラハラするシーンもありますし、少しずつ解きほぐされて出てくる事実は、スリリングです。
あ、そしてクスッとなるような、ユーモアも散りばめられていて、素敵な小説でした

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