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ポーランドのミステリ小説を読みました。

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『あの日に消えたエヴァ』。切ないタイトル。
幼馴染みのヴェルネルとエヴァ。プロポーズをした直後、幸せいっぱいの2人の前に突如5人組の暴漢が現われ、ヴェルネルは殴り倒され、エヴァはレイプされた挙げ句、行方不明になってしまいます。
それから、10年後。エヴァからのメッセージを受け取ったヴェルネル。エヴァの無事を信じ、救出に向かいます。

命をかけて、今度こそエヴァを守り助けようと必死に駆けずり回るヴェルネル。
そして、もう1人、エヴァを探すため調査を依頼したレイマン調査会社の社長夫人であり調査員のカサンドラ・レイマン。
この2人が軸となって、ストーリーは展開されます。
後書きにもありましたが、「えぇー]」って声が出そうなシーンがあります。

ミステリとしてもとっても面白いのですが、余韻として残るのは、家庭内暴力の悲惨さでしょうか。
後書きによると、ポーランドでは家庭内暴力がとても多いのだそうです。

著者によれば、ポーランドでは年間七十万人から百万人の女性が家庭内で暴力を受けていると推定され、そのうち週に三人のペースで亡くなっているという。

日本でもコロナウイルス感染拡大防止の外出自粛中、家庭内暴力の増加がニュースになっていました。
身近にはないと思いたいですが、外部との接触を断たれ、常に監視され、子供を人質に取られている状況。計り知れない恐怖と絶望。助けを求めたくても、逃げたくても、身動きがとれない…。
家庭は1つの閉鎖空間。どうしたら、そんな女性たちを救えるのでしょうか。

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