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川上弘美さんの『某』を読みました。

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ある日突然、忽然と生まれて来る(?)「誰でもないもの」が、「誰でもないもの」ネットワークを知り、大切なものと出会い、少しずつ「人間らしく」なって行き、やがて、死んでいくというお話…。

不思議としばしば「書き手目線」になる小説でした。ベストセラー作家をつかまえて、この言い方も何ですが…。
プロの小説を読んでいる時に、こういう感じを持ったのは初めてだったので、何でなんだろう??

川上弘美さんが迷いながら書いていたのかなぁ。
登場人物の行動、台詞、いちいち、他にベストな言葉や動きはないかなぁと、普通に考えてしまうのです
いやいやホントに何でなんだろう???

人間たちは、いつも誰かのために何かをしていた。

たぶん人間の子どもは、遺伝というシステムによって、おおまかな形を決められている。だから、それぞれの人間は、少しずつことなる形の器となる。

そうなのだ。人間は、この世界に自分が生きているというそのことを、ひどく貴重だと感じる生き物なのだ。

普通のことなんです。普通のことを普通に書くのは難しいのですが、普通のことを普通でないものに語らせようとすることに、これは残念ながら失敗しているのでは…?
奇をてらおうとしているのだけど、登場人物があまりにも普通なので、違和感があり、だから、「自分ならどう書くか」が気になって仕方がなかったのでは。

などと、分析してしまいました。
 人気の本です。読み方が浅かったのかなぁ。

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